第六回目の今回は南川史門さんのスタジオにお邪魔してます。南川さんとは2001年「アートイング」(セゾンアートプログラム、旧牛込柳原町小学校)での展覧会以来の付き合いです。
ぼくはもともとは絵を学ぶために美大に行ったんですが、なんだかんだとしているうちに結局そこからずれていってしまったクチです。でも絵画を見ることは基本的に好きなんですね。興味もある。
このセッションでは、南川さんにとっての絵画とは何かというストレートな話をしています。なぜすべてのモチーフが等距離にあるのか。ぼくが気になるのはそこです。単なるフェティッシュにもよらず、形式的な問題だけによるわけでもない、なにかしらの自由さが見て取れるからです。
オリジナルの収録日:2010年2月14日夜
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