齋木克裕さんの最終回は「アーティスト・イニシアティブ」について話しました。
アーティスト主導でできることもたくさんあると思います。そうした小さな声が複数の場所から起きることによってぼくたちのシーンは豊かになると、ぼくは思います。アートというシステムはどん欲にそうやって育ってきたとも言えます。周縁を取り込むことで大きくなってきた。なら、結局のところぼくらはそれを単に無視するのではなく、友好的につき合っていくべきなのかもしれません。そのためにもひとつの声に流されないこと。
齋木さんがはじめている「アートマラソン」は、ブログなどの既存のネットワークを利用し、アーティストだけが参加できる、クローズドで批評的な場所を確保しようとしてます。年間100作品を目指してアップロードし、それぞれがそれぞれに対してああだこうだと言い合う場。ぼくは残念ながら挫折しちゃっいましたけど。
ぼくが会話の中でうまく名前を言えていないアーティストはGeoffrey Farmer
http://www.catrionajeffries.com/b_g_farmer_works.html
Billy Apple
http://www.billyapple.com/
というわけでまた次回。
オリジナルの収録日:2010年11月5日夜
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